プロフィール① 闘病前
長崎市内で、パステルアート・折り紙教室・アート&雑貨のネットショップ
個展・イベント、家具・フレーム制作等を家族でしています
「オフィスこば」代表の木場和美です。
親子で活動しています。
ストレスケアやカラーセラピー、パステルアートなどを用いて心と体の
状態をみさせていただくセラピストの木場和美です。
「癒された」、「楽しかった」、
「不登校の子どもが学校に行けるようになった」
「うつっぽかったのが元気になれた」など、お客様からご報告をいただく
たびに、この仕事を選んでよかったと心の底から思います。
そして、これからも、もっと、もっと多くの方に癒しを体験していただい
たり、喜んでいただくことが私の目標です。
この仕事に出逢ったのは、今から20年前、長男を病気で亡くし、二男も同じ
病気だということがわかりどうしたらいいかわからなくなり、途方にくれて
いたときのことでした。
自宅と病院の往復を繰り返すうち、私自身も倒れてしまい、気力も回復せず、
わらにもすがる想いで色々なセラピーを試してみたのですが、
2ヶ月、3ヶ月と経つに連れ元に戻ってしまい、お金と時間を使っただけで
状態はよくなりませんでした。
「言葉だけのカウンセリングには限界があるのかな」。
そう感じていたときに、ストレスケアとカラーセラピーに 出逢ったのです。
「ストレスは脳疲労だから、人間が本来持っている力(恒常性)を
回復することで意欲ややる気も出てくる」
この言葉に出逢ったとき、以前の私は逆のことをしていた上に、
更に自分を追い込んでいたことに気づきました。
そして、自分が一度は元気が出ても、その後、なぜ逆戻りに
なってしまうのか、やっと、理解することができたのです。
「心より体のケアの方が先なんだ」
そう頭では理解しても、また、元通りになってしまうことが心配で、
正直なところ最初は期待していませんでした。
ところが、3か月ほどすると周囲から
「表情がよくなった、明るくなった」と言われるようになり、
自分自身でも変化していることが感じられるようになってきました。
そして、以前は気分が晴れずに何をしても愉しめなかった私が、
ある日、鼻歌を歌いながら家事をしていたことに気づいたのです。
白黒だった毎日が、パステルカラーのように鮮やかな色になり、
さらには、心がワクワクするような感動もよみがえり、
意欲を持てるようになりました。
気づけば未来のことにも想いをはせるようになり、
以来、一度も元に戻ることなく今日に至ります。
このことから、心と体の両方を同時にケアする大切さを痛感し、
脳幹・五感を使ったセラピーのサロンを始めることにしました。
私が寝込んでいる間に次男がいじめを受けていることがわかり、
次男の心と体を元に戻してあげたいと、30の資格を取り続け次男に
カウンセリングを行ってきました。
その時取った資格が、今の私と息子の仕事になっています。
人生に無駄なことは何一つないと実感した出来事でした。
現在、サロンをオープンして14年。
この体験が私と同じような経験をされた方のお役にたてばと思い、
頑張っている毎日です。
これまでにはパステルアートの分野において、
長崎で初めて教室を開催させていただいたことに始り、
「めがねのコクラヤ」さん等での個展開催、
息子と共同で制作した詩画集の出版、
色々な場所でカルチャー教室も開催させていただいています。
初めての方がいらっしゃるときには、気持ちが楽になうようなセラピーを
以前からの方には常に新しいものを吸収して、新鮮な感動を
お届けし続けられるように、今後も、私自身スキルアップして
行きたいと思っています。
そして、ご紹介をいただいとときには、
両方の方に喜んでいただけるようにと思っています。
もし、ご興味を持っていただけましたら、
精一杯の対応をさせていただきますので、
お気軽にご連絡下さいませ。
プロフィール② 闘病後
2015年に、悪性リンパ腫ステージ4の闘病生活に入り、多方面の方々の
サポートのお陰でわずか3ヶ月で完解し、退院後から自分の癒しのために
描き始めた龍や曼荼羅ぬりえ、梵字アートのご依頼を受けるようになり、
今までに描きためたアートの販売もすることにしました。
カラーとアートと言葉を組み合わせたメディカルアート、メッセージアート、
曼荼羅ぬりえは、心と身体の癒しになることを願って考案しました。
ステージ4でも諦めてはいけないこと、病気したことを転機に人生をもう一度
愉しむこともできる、というメッセージを絵を通して伝えていけたらと
思っています。
今後は、どうやってステージ4から生還したのか、ということや食事療法、健康に
関すること等も書いていこうと思っています。